平川理恵さんは、現在広島県教育長をしており、不登校児ゼロにした実力のある女性です！あさイチに出演し、心情を伝えていました！波乱万丈な人生と未来の子ども達のために、今必要な教育法について切磋琢磨してきた平川理恵さんを調べました！どのような人なのでしょうか？
平川理恵さんについて
| 名前 | 平川理恵(ひらかわ りえ) |
| 生年月日 | 1968年生まれ |
| 年齢(2020年2月現在) | 51歳または52歳 |
| 出身地 | 京都府京都市 |
| 現在の職業 | 広島県教育長 |
元リクルートのトップ営業ウーマンが、ＭＢＡ留学、起業を経て、民間出身初の女性校長先生に！！
マイクロソフトが提供する検索エンジン「B-ing」や、女性向けの求人を提供する「とらばーゆ」の営業を担当し、その初群の営業力で、社内部門のMVPを何度も受賞します。
一切の押し売りなしに、年間で4億円を売り上げるトップセールスマンになったのですから、人とのコミュニケーション能力はこの時からスバ抜けていたのでしょうね。
横浜市立市ヶ尾中学の校長、平川理恵さん（45歳）の経歴だけを聞くと、「エリートの人ってなんだかお堅い」と感じている人も多いではないでしょうか。
ところが、実際にお会いした平川さんは、華やかな見た目とは裏腹に、気さく、率直、飾りっけなしの「大阪のおかん」を彷彿とさせる人物だ。
と、インタビューをした取材陣も感じていたようです。それもそのはず。この人の経歴の裏には、孤軍奮闘で「わが道」を開拓してきた歴史、そして壮絶な挫折体験などがあったそうです。実際に波乱万丈な人生を送ってきたからこそ、感じられる深さなのではないでしょうか。
2010年には、「女性初の公立中学校民間人校長」として、横浜市にある市ヶ尾中学校の校長先生に就任
2010年には、起業家から校長先生へと異色の転職を遂げることになるのですが…自身の設立した会社を売却した後は、一時無職の状態となり、「自分がこれからの人生でなにをしていきたいのか」というテーマに真剣に向き合うことにします。と同時に、「人間とは何か」ということを突き付けるために、哲学や心理学、宗教学などありとあらゆる本を読みあさったそうです…
考えに考え抜いた結果、これまで自分がやって来た経験を一番活かせて人の役に立つことができる「中学校」という教育の現場に身を置いていきたいという思いが強くなっていったそうです。
その時、ちょうどいいタイミングで大阪で民間人校長の募集がはじまり、合格と内定まで話が進んでいたものの、家族の反対を受けて断念することになります。それでも教育の仕事に就くことを諦めきれなかった平川理恵さんは、横浜市の民間人校長に応募し、数百人の応募者がいながら合格を手にします。
凄い信念と行動力ですよね。
不登校児をゼロにした！！
平川理恵さんが広島県に赴任し、1カ月半がたちました。
今までに40を超える公立の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に足を運んだ。夏休みまでの約3カ月で県内23の全市町にあるすべての公立学校を回ろうという、人間業ではない要望を事務局に出しそうです。
「子供の本当の自立」をモットーに生徒に関わってきた平川理恵さん
生徒の皆さんが教育を受けているのは、大人になったときに自立するため。貢献も大それたものでなくて、自分がいるから家族が幸せとか、あるいは友だちに迷惑をかけないとかいったことも貢献に値し、貢献にはいろいろな形があると子どもたちに言ってきたそうです。
不登校生徒をゼロにできた背景
ドイツ発祥のイエナプランの考え方を多様に取り入れたのだそう。ただ、イエナプランは中でも初等教育との親和性が高く中学校全体で採用するものではないととらえ、異年齢学級や自分で時間割を決めるなどの形でオリジナルで、色々取り入れて、子ども達の心に寄り添ってきました。とおっしゃっています。
中川西中学校では、30人いた不登校が今年はゼロという形まで改善され、前任の市ヶ尾中でも、600人の学校で不登校が16〜17人いたものが、転任のときにはゼロになっていました！
凄いことですよね。こんな校長先生がもっともっと増えたらいいのに！と思ってしまいます！
今後全国では不登校が13万人を超えるとの統計も？
平川理恵さんが大切にすべきことは、きちんと居場所を作ってあげる。そこにピカイチの先生を置き、その子に合ったカリキュラムを用意すれば、必ず学校に来るようになる。毎日でなく、その子が体調や状況に合わせて、登校するかどうかを自分の主体性で決める。毎日来なければいけないという呪縛から解き放つことも大事だ。と。まさにそうですよね。
毎日、決まった席に座って、ただ「授業劇場」を見てばかりでは登校をボイコットしたくなります。自分から登校日を選ばせると、週休4日の子も日を選んで来ることができる。大人の思い込みを子どもに押し付けるのでは、不登校はなくならない。不登校は今の教育を子どもが嫌だと言っている表れだからだ。
あとは、2割の子はノーと言っていると思ったほうがいい。この子らには違うものを提供しなければならない。小中高の時代は人と人との距離を理解する時間だ。この試行時間に引きこもりになってしまったら、今後どうやってソーシャルスキルを構築するのか。その子の人生を考えたらつらいものがある。
と語っておりました。
教育者は上からではなく子ども目線で見よ。
平川理恵さんは、「私自身、学校に行って何を見ているのか」というと、子どもたちしか見ていない。どんな様子で授業を受けているのか。楽しい顔をしているのか、しーんと静まり返っているのか。すごく観察しているとのこと。
子ども達の気持ちになって寄り添うこと。そして初めてこちら側が伝えることが出来るのではないでしょうか。これは、本当に納得します。
面白い伝え方？
実は、私自身が手書きしたインターナルコミュニケーション(職場報)を、教育委員会や教育事務所内などのトイレに張り続けている。この小学校には、あるいはあの中学校、高校にはどういう特徴があり、また私自身はどう感じたか。簡潔に書いて張ってもらっている。トイレで用を足す際に読んでもらう。トイレの活用はリクルート創業者の江副浩正さん仕込みなのだそうです。
平川理恵さんが、これから一番変えたいところ
──いま一つ、脱・上意下達がモットーとも。
(湯崎英彦)知事になぜ私が教育長なのかと聞いたときに、とにかく忌憚なく意見を出し合う教育委員会にしてほしいと言われた。役割として教育長は存在するが、上下関係は意識しないでほしい。教育長から言われたことへの返答には、「はい」か「イエス」か「喜んで」しかないと思うのは、間違いだ。いちばん変えたいところはそこだ。現場主義に徹し、あくまで子ども目線で、インターナルなコミュニケーションを作り、物を言いやすい雰囲気づくりに努めている。
国際バカロレア対応の県立中高一貫校を設立予定
広島叡智学園中学校・高等学校(英語名はHiroshima Global Academyで、略称HiGA ＝ハイガ)。広島市と福山市の中間、竹原市からフェリーで20分ほど行った風光明媚な大崎上島に来年4月に開校する。中学校1学年40人、4年目から高校に外国人が20人入って1学年60人定員。全寮制で、通常学費の県立校にてインターナショナルスクールの環境で学べるチャンスになる。私としては、以前創設した留学仲介会社の留学コンサルティングの経験が生かせると思っている。
平川理恵さんいわく、ここまで大きく活躍できたのはストレートな言葉をかける自分の性格にあったのではないかと言います。
平川理恵さんの家族は？
平川理恵さんは、すでにご結婚をされていて、夫との間には長女も生まれています。長女が生まれたのは、起業家として「留学図書館」の事業に取り組んでいた2003年のですので、現在はその子供も17歳か18歳になっていることが予想されます。ただ、その後はシングルマザーで長女を育てたようです。
そこで支えてくれたのはご両親の存在。長女が小さかった頃は、現役の起業家として活動していた時期だったため、両親は大阪にある家を売り払ってまで、子育ての手伝いに駆けつけてくれたそうです。
平川理恵さんをしっかりサポートしてくれた家族に圧巻ですね。
平川理恵の出版した本(著書)について
平川理恵さんは、本当に色々なことに挑戦し、努力して力をつけてきた人です。リクルートに勤務していた時期はトップセールスマン、そして、女性初の公立中学校民間人校長になりました。異色の肩書を持つ平川理恵さん。仕事と子育てを両立しながら、出筆の活動も行っていました。
ご紹介します。kirarinも是非読んでみようと思います。
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