人気漫才師のトミーズ雅さんが早期の大腸がんで手術を受けていたことがわかりました。大阪の病院に入院中です。昨年11月には動静脈瘻の手術を受けたばかり。下血を妻(嫁)に隠したところ見つかり、早期に病院へいかれたそう。大腸がんのステージや治療法、予後や余命について暴露します!
人気漫才師のトミーズ雅(60)が早期の大腸がんを患っていたことが20日、分かりました。すでに17日に手術を終え、今月いっぱい大阪市内の病院に入院する予定で当面は治療に専念するとのことです「今見つかったこと自体奇跡。オレ、生きる。絶対大丈夫」と。
トミーズ雅さんについて
◆トミーズ雅(とみーず・まさ)本名・北村雅英。1959年(昭34)12月24日生まれ、大阪市出身の60歳。プロボクサーとして活躍した後の82年、幼稚園時代からの幼なじみ、トミーズ健を誘いNSC(吉本総合芸能学院)に1期生として入学し「トミーズ」を結成した。昨年11月、数十万人に1人が患うという動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)で、右頭部のバイパス手術を受けた。
大腸がんとは
大腸の位置と大腸の区分
大腸がんの発生には、
ステージから大腸がんが治る可能性や、再発する可能性を予測できるため、治療方針の決定に役立ちます。
ステージ分類
ステージ0:がんが粘膜の中にとどまっている。
ステージⅠ:がんが大腸の壁(固有筋層)にとどまっている。
ステージⅡ:がんが大腸の壁(固有筋層)外まで浸潤している。
ステージⅢ:リンパ節転移がある。
ステージⅣ:遠隔転移(肝転移、肺転移)または腹膜播種がある。
【監修】国立がん研究センター東病院 消化管内科 引用
症状は
これらの症状は、大腸のどこに、どの程度の大きさのがんができているかによって異なります。
治療法や仕事復帰は
図で表した方がわかりやすいですね。トミーズ雅さんは下血もあり、腹腔鏡手術でしたので、ステージでいくと、1.2.3となるようですね。薬物療法や、放射線治療をしながら経過観察をし、出てきた症状には対処療法をしていくといった感じでしょうか。
治療には副作用がついてくると思うので、仕事にどれだけのダメージがあるか、が心配されるところですね。
予後や余命について
術後の抗がん剤治療や進行がんに対する抗がん剤治療は基本的に外来通院で行われます。治療を行いながら、副作用の状況や体調管理、病状の変化などを確認するため、定期的に通院する必要があります。
治療が終わった後も、体調の確認や再発を疑わせる症状がないか調べるため、定期的に通院します。通院間隔は、手術後3年間は3~6カ月に1回で、内視鏡、CT、腫瘍マーカーなどの検査を行います。
手術でがんをすべて切除できたと判断しても、肉眼的には把握できない微小ながんが体内に残っていることがあります。手術の前にX線検査やCT検査などでがんが転移しているかどうか検索しますが、ある程度の大きさでないと映らないため、微小ながんは診断できません。
体内にがんが残っていると、手術後、体内に潜んでいた微小ながんが大きくなって、時間が経ってから目に見えるような大きさになることがあります。これを「がんの再発」といいます。
大腸がんは、根治的な手術(がんを完全に取りきった手術)が受けられれば、ほかの消化器がんに比べて治る可能性が高いといわれますが、再発するケースもあります。
再発した患者さんの約85%以上は術後3年以内に、95%以上は術後5年以内に再発が認められました。そのため、術後の経過観察が大切で、術後5年間は再発のリスクに応じたスケジュールで検査を行います。
トミーズ雅さんの動画をどうぞ・・・
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